今回は宿泊業とは少し異なるテーマですが、電通報発表の記事で訪日中のアジア圏4か国の観光客(中国・香港・台湾・韓国)の消費行動に関すして興味深いデータ(購入商品、購入場所、接触メディア)がありました。
各国の訪日旅行者が日本で購入したものランキングです。
【中国】
【香港】
【台湾】
【韓国】
ポイントは下記の通りです。
・予算は中国が圧倒的。購入しているのは家電・美容系アイテムが多い。
・中国以外の3か国はジャンルは違えど日用品中心
・香港、韓国は訪日リピーターが70%以上
・日本酒は4か国ともランクイン
・ビールは中国以外の3か国でランクイン
買い物は訪日中の行動なので宿泊に直接結びつけることは難しいかもしれせんが
サービスやプラン開発に生かせるのではないかと思います。
例えば、、、
・ホテルの宿泊利用の高い国の嗜好に売店やレストラン・ルームサービスの商品ラインナップを寄せる
・「おつかれの一杯付き」のようなプランを開発し、多言語サイトでPRする
・各国まんべんなく関心度合いが高い日本酒を切り口として「SAKE Tasting Plan」を企画する
アジア圏はソーシャルメディアやSNSを介した情報取得が特に積極的です。
物珍しいサービス・プラン、しかも”目に見えて記録に残せる”ものは格好のシェアネタにもなります。
一度お試しいただいてはいかがでしょうか。
※データの出典元:電通報「こんなに違った!ひとくくりにできない、訪日観光客のお買い物実態」
http://dentsu-ho.com/articles/2826