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2017/02/16

インバウンドマーケティングのその先


このたび、国土交通省観光庁が「訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関するアンケート」結果を発表いたしました。
訪日外国人旅行者の利用が多い成田国際空港、東京国際空港、関西国際空港を中心とした空港・港湾等にて、訪日外国人旅行者を対象に、旅行中困ったこと、受入環境(多言語対応、通信環境、公共交通等)へのニーズ、満足度等に関するアンケートを実施、
総数5,332件の回答をまとめると、旅行中困ったこと:
「施設などのスタッフとのコミュニケーション」(32.9%)で最も高く、次いで
「無料公衆無線LAN環境」(28.7%)
「多言語表示」(23.6%)
という結果でした。

インバウンドマーケティングの重要性がさけばれる中、
デジタルマーケティングとしても、ウェブサイトの多言語化、モバイル化(レスポンシブ化)を積極的に
すすめていますが、外国人がホテル施設に予約を完了、だけではインバウンドマーケティングは終わりません。

・施設内に、外国語でゲストの対応可能なスタッフは常駐していますか?
(いない場合、ホテルディレクトリ、観光案内情報など外国語で示された資料は用意していますか?)
・施設内で無線LANは使用できますか?
・施設内の表示は多言語(バイリンガル)並記されていますか?
(トイレ(洗浄便座)、コーヒーマシーン、ポット、TV、金庫などの使い方)

外国語でのコミュニケーションが難しい場合、
まずは、ウェブサイトに記載している英語の情報はご案内(または理解)できるところから
スタッフの語学教育を始めてみてはいかがでしょうか。

参照元 国土交通省 観光庁
報道発表:受入環境について訪日外国人旅行者にアンケート調査を行いました

「訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関するアンケート」結果(PDF)



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