年末まであとひと月あまりとなり、「冬将軍到来」「初雪」といった声をメディアで見聞きするようになりました。
宿泊・飲食業界では、クリスマスムード一色になっています。
ですので、いま行うべきクリスマス後、つまり、年明け(1月~3月)に向けた対策です。
今回は、年末から年明けにかけて上昇するトレンドワードについてご紹介します。
トレンドワード①「初詣(パワースポット)」
年明け早々に「初詣」の検索トレンドがピークを迎えます。
また、それに関連して「パワースポット」の検索トレンドも上昇します。
「初詣」「パワースポット」ともにワード単体ではなく「地名」「神社の名前」と併せて検索されるケースが多いです。
<活用のポイント>
①施設付近の神社(パワースポット)をブログで紹介することでコンテンツマーケティングを行う。
出来るだけ施設の細かい情報(住所・交通アクセス・祀られている神様など)を記載することが重要です。
②検索トレンドが特に上昇するタイミング(12/26~1/1)にSNSで情報発信を行う。
③SNSで周辺情報として投稿をする際に、関連するハッシュタグを漏らさず付ける。
#初詣 #パワースポット #神社 #shrine #spiritual place #sacredplace
トレンドワード②「卒業旅行」
「卒業旅行」は11月下旬から徐々にトレンドが上昇し、1月初旬~2月初旬にかけてピークを迎えます。
過去3シーズン同様の傾向が続いております。
掛け合わせて検索されるワードは、「(目的とする)観光施設」「地名」などです。
<活用のポイント>
①Webサイト内で周辺の(特に有名な)観光スポットからのアクセス情報や施設情報・見どころを紹介するコンテンツを準備する。
※難しければブログ記事でもOK
②「卒業旅行におすすめ」「学生限定」のようにターゲットユーザーがクリックしたくなるようなフレーズを宿泊プランのタイトルに入れる
トレンドワード③「受験の宿」
受験関連キーワードは、毎年9月頃から1月に向けて検索トレンドが上昇します。
※9月からしばらくは、AO入試の需要などが中心になると思われます。
トレンドがピークに達すのは、年明けから1月3週目です。
私立大学の受験が集中している2月~3月初旬の需要につながれると思われます。
①受験生にとって、使い勝手が良いこと、サービス内容を紹介する
・机の大きさ(勉強ができる環境かどうか?)
・食事の対応
・周辺大学へのアクセス情報(所要時間・利用する交通手段など)
②受験生向けプランを企画する
参考事例:http://www.kadoya-hotel.co.jp/plan/p1441381474/?viewmode=pc
③ターゲットは受験生本人ではなくご両親
今回は3つのトレンドワードをご紹介させていただきました。
①「初詣(パワースポット)」や②「卒業旅行」など、レジャー系のキーワードは、
GoogleやYahoo!を始めとする検索エンジンでのキーワード検索だけでなく、
InstagramやTwitterでのハッシュタグ検索の利用が増えています。
旅行会社のJTBでは、卒業旅行のテーマとして「写真で選ぶ旅パネル(思わずシェアしたくなる旅)」というものが登場しています。
若いユーザー層に対するアプローチに「インスタ映え」「フォトジェニック」が欠かせないキーワードと言えます。
検索と併せて、SNSの対策ももれなく行ましょう。