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2018/07/23

Googleアナリティクスをスプレッドシートで簡単に定点観測する方法


社内報告でGoogleアナリティクスのアクセスレポートを作成する、といった作業をされているWebマーケティング担当の方も多くいらっしゃるかと思います。

皆さん、レポートを作成するためにどのくらい時間をかけているでしょうか。単純な作業なのに意外と時間がかかるのがこの作業。レポート作成作業を自動化して効率化を図ましょう。

今回はGoogleアナリティクスとスプレッドシートを連携させて、簡単にレポートを作成する手順をお伝えします。

アカウントの準備をする

スプレッドシートでレポートを作成するのに必要なものを確認しましょう。

まず、普段使っているGoogleアナリティクスのアカウントでGoogleドライブのアカウントを
作成し、スプレッドシートにアクセスできる環境を整えます。

Googleドライブに登録する
スプレッドシートにアクセスする

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新しいスプレッドシートを作成の欄から、「空白」を選びます。

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空白のスプレッドシートが作成されました。

Googleアナリティクスとスプレッドシートを連携する

スプレッドシートを開いたら、次にGoogleアナリティクスとスプレッドシートの連携を行います。

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↑ツールバーからアドオン>アドオンを管理をクリックします。

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↑クリックすると、アドオンを選ぶ画面がポップアップで登場します。その中からGoogle Analyticsを選択します。

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↑「Google Analyticsにアクセスを許可しますか?」と聞かれるので、許可します。

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これでGoogleアナリティクスとスプレッドシートとの連携は完了しました。

レポートを出力するための設定をする

連携が完了した後は、レポートを出力するための設定を行います。今回は日別に各指標を確認できるレポートを作成します。

blog04

ツールバー>アドオンをクリックすると新たに「Google Analytics」という項目が追加されています。Google Analytics>Create new reportをクリックしてください。

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↑画面右側に設定用の画面が表示されます。

設定画面の入力詳細については、後日紹介いたします。今回は下記の設定をそのまま入力し、画面下部の「Create Report」をクリックしてみてください。

1)Name Your report
Test Report

2)Select a view
※普段使っているアカウントのビュー

3) Choose configuration options
[Metrix]※途中まで入力すると候補が出てきます
sessions
newUsers
users
bounceRate
sessionDuration
pageviewsPerSession
goalCompletionsAll
goalConversionRateAll

[Dimensions]
date


レポートを出力する

Create Reportボタンをクリックすると下記のような画面になります。

blog12

先ほど設定画面で入力した内容がセルに反映されています。レポートの作成に慣れてきたら、セルを直接編集してレポート出力内容を設定することもできます。

blog13

いよいよレポートを出力する段階になりました。ツールバー>Google Analytics>Run reportsをクリックしてレポートを出力します。

blog14

しばらく待って↑のような画面が出たら、出力成功です。新たに生成されている、「Test Report」シートを確認しましょう。

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↑レポート画面です。※画像では数値が0になっていますが、通常は数値が入っています。

Googleアナリティクスとスプレッドシートを活用しましょう

いかがでしたでしょうか。今回はサンプルとしてレポートを作成してみましたが、いろいろ試してご自身なりのレポートを作成すれば、わずかな時間でレポートが完成します。ぜひご活用ください。



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