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2025/09/29

宿泊施設マーケティングを加速!生成AI活用プロンプトのご紹介②


秋分も過ぎ、日中はまだ暑さが残るものの、朝晩は少しずつ涼しさを感じられるようになってきました。シルバーウィークも落ち着き、これから紅葉シーズンに向けた販促や集客を強化していきたい時期ですね。

先月よりご紹介を始めた「生成AIを活用した宿泊向けプロンプト」ですが、今月も引き続き、すぐに実務に役立つ事例をお届けします。今回は、SNS動画施策をテーマに、20代〜30代のカップルをターゲットにした「記念日プラン」訴求を想定したプロンプトをご紹介します。

 

今月のプロンプト

#あなたは東京にあるシティホテルのマーケティング担当者です。

#企画提案:【SNS投稿用の新プラン紹介動画作成】

#ターゲット:【20代~30代のカップル(記念日や誕生日利用)】

#対象エリア:【関東近郊エリア】

#ホテル名:【東京シティホテル(仮称)】

#期間:【10月1日~11月30日】

#販売価格:【1泊・2万5000円】

#対象ホテルのURL:【施設公式サイトを想定したURL】

#内容:

新プラン【記念日サプライズプラン】客室デコレーション付きをSNSで紹介する動画構成を3パターン作成してください。

– 長尺(30秒前後/YouTubeショート・Facebook向け)

– 中尺(25秒前後/Instagramリール向け)

– 短尺(15秒前後/TikTok向け)

それぞれ具体的な秒数ごとの構成を記載してください。

 

さらに以下の要素を6W3Hに沿って整理してください。

・What(何を):動画で伝える内容や目的

・Why(なぜ):訴求の背景や理由、期待される効果

・Who(誰が):ターゲット顧客や出演者像

・Whom(誰と):協力者や一緒に関わるパートナー

・Where(どこで):動画の舞台、シチュエーション

・When(いつ):動画公開やプロモーション期間

・How(どうやって):動画の演出や撮影方法

・How much(いくらで):動画制作や配信にかかるコスト感

・How many(どれだけ):動画本数や配信頻度

活用のポイント

・動画の尺ごとにターゲットSNSを意識した構成を考える

・投稿文は媒体に合わせてトーンを変える

・ハッシュタグは日本語+英語を組み合わせ、検索導線を広げる

・プロンプトに6W3Hを組み込むことで、企画意図や実施条件を整理しやすくなる

 

◆ 6W3Hを活用したサンプル

今回の「記念日サプライズプラン」を6W3Hで整理すると次のようなプロンプトになります。

#あなたは東京にあるシティホテルのマーケティング担当者です。

#企画案:記念日サプライズプランをSNSで効果的に訴求する方法を考える

6W3Hに沿って具体的に提案してください。

・What(何を):SNSで発信する記念日プランの特徴や演出内容

・Why(なぜ):20〜30代カップル層に向けて訴求する理由

・Who(誰が):宿泊施設側の担当者や動画出演者

・Whom(誰と):協力パートナー(装飾会社、カメラマンなど)

・Where(どこで):ホテル客室・ロビー・東京夜景など

・When(いつ):10/1〜11/30の期間、週末や祝日中心に発信

・How(どうやって):動画・写真投稿、ストーリーズ活用など

・How much(いくらで):制作費用や販促コストの目安

・How many(どれだけ):週◯本投稿、期間内に◯本動画を公開

 

このように6W3Hを取り入れることで、生成AIが提案するアイデアも整理された形で返ってくるため、現場でそのまま活用しやすくなります。

 

生成AIは、宿泊施設のマーケティングにおいて「発想の幅を広げ、アイデアをすぐに形にするためのサポート役」として活用できます。10月以降も、動画施策だけでなく、商品企画や販促戦略など、幅広いシーンで応用できるプロンプトをご紹介してまいります。貴施設のマーケティング活動に、ぜひお役立てください。

 

9月も残りわずか。まだまだ暑さも続きますが、体調に気をつけながら秋の集客準備を進めていきましょう。



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