国土交通省観光庁によると、今年3月に発表された「明日の日本を支える観光ビジョン」では、
2020年には訪日外国人旅行者数を4,000万人、地方部での外国人延べ宿泊数は昨年の3倍弱の
7,000万人泊とする新しい目標が掲げられました。
どうしても集中しがちな三大都市圏以外の地方部へ外国人旅行者の訪問を促進させ、
2020年には外国人延べ宿泊数の地方部比率を50%まで高めるとされています。
2016年10月に、訪日外国人旅行者数が年間2,000万人を突破、大都市圏に集中している
宿泊需要の地方への分散が課題となっているなか、観光により地方誘客拡大の一環として、
日本を訪れた外国人旅行者に着地型旅行商品を普及させ、地方の活性化及び消費拡大を
図るとともに、観光による地方創生につなげていることが重要となります。
こういった状況を踏まえ、関東運輸局は、来日した外国人旅行者に対し、滞在地域周辺
における着地型旅行商品情報を提供する実証事業を実施。
英語版サイトを開設することになりました。
サイトURL https://www.opt-tours.jp/tseeingJPsigh/
開設期間:2016年12月16日~2017年2月15日
(参照:国土交通省 観光庁)
短期間ではありますが、このような政府の取り組みによって、外国人向けに発信される
観光地情報、オプショナルツアー情報を上記ウェブサイトから調査しましょう。
掲載エリアの観光局や、ツアー会社、観光施設、アトラクションは、外国語対応してい
るはずですので、該当地域に属する宿泊施設は、自社ウェブサイトや公式SNSで、
周辺観光地として、積極的に紹介。バイリンガルでの表記が必要です。
例えば
広島エリアで検索すると
鳥取砂丘でのパラグライダー
高松の屋島ハイキング
四万十川でパドルサーフィン
小豆島のウォーキングツアー
などが紹介されています。
周辺観光地でのアクティビティを積極的に紹介し、より長い滞在を促します。
特定のツアー会社を紹介するものではなく、自施設からの距離、所要時間、アクセス情
報を明記することが重要です。
もし施設スタッフが体験したアクティビティやツアーがあれば、ブログなどで紹介し、
より細かで、生の情報を掲載し外国旅行者の誘客につなげましょう。
体験談、スタッフによる写真画像があればより強いコンテンツになります。