先日、発行されたホテル・旅館業界IR年間別冊2017&2018
にて、弊社代表の記事が掲載されたました。
記事テーマは「2020に向けたICT化の対応とインバウンドのトレンド」
2020年東京オリンピック・パラリンピックまであと3年数ヶ月、世界最高水準のICTを
世界に発信する機会として、昨年、総務省がアクションプランを発表しています。
参照 : http://www.soumu.go.jp/main_content/000415626.pdf
デジタルマーケティングトレンド
日本におけるソーシャルメディアの4大プラットフォームは
LINE、Twitter、Facebook、Instagramが挙げられますが
それらの最新トレンドを紹介します。
■MAU(Monthly Active Users)について
LINE 6,400万人
Twitter 4,000万人
Facebook 2,700万人
Instagram 1,600万人
※2017年2月時点の各社発表最新の数値(日本国内)
LINEは圧倒的に利用者が多く、幅広い年齢層で利用されているようです。
(参考、LINEのMAUの内、50歳以上が全体の18%を占めています)
Twitterは4,000万MAUとLINEに次ぐ規模で、若者のコミュニケーション、情報発信ツールとして利用されています。一方、FacebookのMAUは微増しているものの、成長が鈍化しています。
Instagramは1,600万人と他のプラットフォームと比較すると小規模ですが、
10代~30代の女性を中心に伸び率が高く、勢いがあります。
芸能人がInstagramにてプライベート写真を投稿していることも特徴的です。
LINE
2016年6月に運用開始になったLINEのタイムラインで運用型広告が
注目されています。いいね!した記事が友だちに通知される機能、動画、
ハッシュタグ対応、24時間で消える機能が導入されるなど、タイムライン機能が強化されています。
Twitter
20代若年層のユーザーが多くの割合を占め、特に日本では月間アクティブ率が7割を超え、利用頻度が高まっていると考えられます。若年層をターゲティングした集客施策には
Twitterの活用が有効的です。
Facebook
昨今、ビジネス利用のページ数も世界的に伸びてきており、個人・企業ともにFacebookが実生活に根付いてきているのと思われます。
ホテル・旅館の取り組みやスタッフの働き方を紹介し、採用活動にFacebookを
活用している事例も増えてきています。
最新情報としては、アプリ上で「シティガイド(City Guide)」と呼ばれる観光ガイド機能をリリースしたことが注目されています。
Instagramn
10~20代を中心とした女性の日常生活の一部と化しています。
トレンダーズ株式会社によって2015年に実施された「女性の Instagram 活用」に関する意識・実態調査では、Instagramの投稿から刺激を受け購買に至った経験を持つ女性が回答者の4割を占めました。
Instagramをおすすめする理由
1.写真で魅力を訴求できる
2.#(ハッシュタグ)でつながる
3.海外にもリーチできる(非言語コミュニケーション)
特にブライダル業界では、Instagramの活用は必須のようです。
2017年のビックトレンドは昨年に続き「動画」になると思います。
静止画中心から動画中心にシフトしています。
やはり、観光と動画は相性がとても良く、国内・海外に対しても日本の魅力を
非言語で伝えることができます。