昨今、東アジアだけでなく、タイやマレーシアをはじめとして東南アジアのソーシャルメディア利用が高まってきています。
代表的なメディアであるFacebookの利用について各国の情報を見てみましょう。
まずは基準値として日本の数値から。
・人口:1.26億人
・Facebookユーザー人口:2400万人(国内人口の18%)
・男女比:50:50
続いて東南アジア各国のデータをお知らせします。
◆インドネシア
・人口:2.59億人
・Facebookユーザー人口:7900万人(国内人口の30%)
・男女比:58:42
・年代別シェア:男女とも20代→10代→30代
全体として、男性ユーザーのシェアが女性ユーザーより1割近く上回る。
20代と10代が占める割合が非常に高い。
◆シンガポール
・人口:565万人
・Facebookユーザー人口:360万人(国内人口の64%)
・男女比:53:47
・年代別シェア:20代→30代→40代
人口の約2/3にも及ぶユーザーがFacebookを利用。
また、10代の利用が非常に少なく、シェアは全体の1割余り。
◆タイ
・人口:6805万人
・Facebookユーザー人口:3800万人(国内人口の56%)
・男女比:50:50
・年代別シェア:20代→10代→30代
10代と30代のシェアがほぼ同数です。
男女比が50%ずつと、日本と同じく傾向です。
◆マレーシア
・人口:3054万人
・Facebookユーザー人口:1800万人(国内人口の59%)
・男女比:56:44
・年代別シェア:20代→30代→10代
シンガポールと同様、利用ユーザーの年齢層が高い傾向。
Facebookの利用率がタイと同様、人口の半数を超えている。
◆ベトナム
・人口:9395万人
・Facebookユーザー人口:3500万人(国内人口の37%)
・男女比:54:46
・年代別シェア:20代→10代→30代
インドネシアと似た傾向で、20代と10代のシェアが高く、全体の3/4を超えている。
相対的に人口に対する利用率は低いものの、日本の2倍。
◆フィリピン
・人口:1.01億人
・Facebookユーザー人口:4800万人(国内人口の47%)
・男女比:48:52
・年代別シェア:20代→10代→30代
唯一、女性のシェアが男性を上回っている。
タイと同じく10代と30代のシェアにそれほど大きな差が無く、20代が突出している。
上記のようになりました。
各国ともに人口に対するFacebook利用率が日本と比較して圧倒的に高いです。
また、ベトナムを除いて概ね人口の50%を超える利用率となっています。
特に30代以上のシェアが高い、シンガポールやマレーシアが集客のターゲットであれば
Facebook広告を活用して、各国へピンポイントでアプローチしても良いかもしれません。
※データ参照元
http://gaiax-socialmedialab.jp/facebook/467