Facebookページのカバー部分の画像は更新していますか？また、動画を登録していますか？Facebook動画がユーザーの購買行動に強く影響するという調査結果が発表されました。日々の投稿運用に注力しがちなSNSですがあらためて、公式Facebookページの顔となるカバーをブラッシュアップさせましょう。
米国のソーシャルメディアマーケティングサポートをおこなうAnimotoが、2016年に動画に関するマーケティング調査を行った。（アンケート対象者：1000人の消費者（一般ユーザー）と500人のマーケティング従事者（マーケッター））
調査結果サマリー
・64％の消費者はFacebook上でみたビデオは購買活動に影響があると答えた。（ビデオをみて購入を決めた）
・92％のマーケッターはすでに持ち合わせているアセット（デジタルコンテンツやライセンス）をつかって動画を作成している。
・81％のマーケッターはモバイル閲覧環境に合わせて動画を最適化している。
・ほとんどのマーケッターはFacebookとYoutubeで動画を配信することがもっとも消費者にリーチできると確信がある。
・消費者はFacebookやYou tubeというプラットフォーム上で企業のブランド動画を見ているが、動画TOP3チャネルはFacebookとInstagram StoryとSnapchatである。
この調査結果を踏まえ、Social Media Examinerというソーシャルメディアサポート企業は、Facebook動画はエンゲージメントを高めるだけでなく、ユーザーの購買行動にも強く影響を与えていると考え、Facebookで動画を投稿（配信）することを強く進めている。また、ビデオを投稿するのに、まずはカバーに掲載することが重要であるとのこと。なぜかというと、カバーに掲載できる動画は通常のFacebook投稿にアップロードする動画より、大きく（横に広く）、再生時間は短いため、ユーザーに目立つかつ、最後まで再生してもらえる。
Facebookカバー用の動画（規定に厳しいため、以下のポイントに従い投稿しましょう）：
・動画再生時間：20秒～90秒 （20秒以下、90秒以上ではカバーに掲載できない）
・動画解像度（画素）：1080ｐ
・動画サイズ：820ｘ462ピクセル
端末によって（PCとモバイル）によってカバー動画のサイズは若干異なるが、重要なイメージ・テキストは動画の中央に位置するようにしておけば多少の編集でもカットされることは無いでしょう。
※ちなみに、FacebookのFAQによるとカバーサイズは820ｘ456と明示しているが、Social Media Examinerが検証したところ、820ｘ462であるとのこと。
アップロードしたら、かならずモバイル端末（PC端末も）で動画の再生を確認するようにしましょう。
※注意しておきたいのは、カバー動画はミュート自動再生になっています。音が無くても伝わる動画を選びましょう。また、カバー動画は繰り返し再生される設定になっています。繰り返し再生されても、ビデオの終わりと始まりの繋がりが不自然ではない動画をえらぶか、動画の最初（または最後）に企業のロゴ、タイトルなどを挟むと不自然さを緩和することができます。
Facebookカバーへアップロード方法：
上記の規定にしたがい、動画の用意ができたら、Facebookカバーへ登録しましょう。
2017年10月10日現在、カバーページの画像・動画アップロードはモバイル端末では対応していないので、PC端末を仕様しましょう。Facebookページにアクセスし、カバー画像の左上「カバー写真を変更」とクリックし、「写真・動画をアップロード」を選択。
To upload your Facebook cover video, select Upload Photo/Video.
作成したFacebookカバー用動画を選択し、アップロード。
動画の位置をドラッグ＆ドロップで調整し、完了。
その後、サムネイル画像を選びます。ほとんどのユーザーはカバー動画を視聴可能ですが、ネットワーク環境や端末状況その他の理由により動画が再生されない倍位に、カバー部分に仮の画像を表示するためです。また、最後に、自動で繰り返し再生をオフにすることも可能です。
ここまで完了したら、「公開」をします。
公開後、Facebookページを確認し、ファンやユーザーにインスピレーションを与えられるようになっているか、常に意識しましょう。
参照元：調査結果 Animoto.com
参照記事：Social Media Examiner How to Use Facebook Cover Videos: Inspiration for Marketers
