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2018/06/27

「中秋節」「国慶節」「中秋の名月」:インバウンド集客と国内集客を同時に考える


中華圏の秋の季節トレンドといえば、「中秋節」と「国慶節」があります。この頃中華圏の中でも

国によって多少祝日が異なりますが、日本のゴールデンウィークやシルバーウィークのように

大型連休の時期となります。

2018年の秋の大型連休を国別でご紹介すると

・中国:

中秋節(3連休) 9月22日(土)~24日(月)

国慶節(7連休)10月1日(月)~7日(日)

・香港:

中秋節(1日)9月25日(火)

国慶節 10月1日(月)※9月29日(土)~10月1日(月)まで3連休

・台湾:

中秋節(3連休)9月22日(土)~24日(月)

国慶節(1日)10月10日(水)

(参照:http://holidays-calendar.net/

 

今年は、特に中国の国慶節が長く連休となります。

この大型連休を日本で過ごす訪日観光客を集客するために、

連泊や長期滞在で、お得感が伝わるプラン・レート(3 or more nights with free breakfast(3連泊以上で朝食無料)5 or more nights with free suite room upgrade(5泊以上でスイート無料アップグレードなど)を期間限定で展開してみてはいかがでしょうか。

また中華圏、特に香港や台湾はFacebookやSNSに相性が良い国には、Facebook広告を配信。Facebook広告限定の宿泊プラン・レートを提供しましょう。

 

十五夜2

同じころ、日本では「十五夜」や「中秋の名月」を楽しむ習慣があります。

しかしながら検索トレンドをみると昨今「十五夜」の検索ボリュームは減ってきており、

「十五夜」にお団子を作り、すすきと一緒にお供えする風習を見る機会がだいぶ減ってきている印象です。

中国の「中秋節」や月餅が逆に身近になりつつあるのに、日本の古くからある慣習がすたれていくのは

とても残念です。

実は、中国と日本は同じ時節に月をめでるこの「中秋節」と「十五夜」ですが、

一節によるとそれぞれの習慣の歴史には違いがありました。

日本:

「十五夜」「中秋の名月」といえば、月見団子とすすきを家の縁側や、月が見える場所に飾り、農作物の豊作を願う、または収穫に感謝する。

中国:

「中秋節」は、家族円満を祈り、家族や親しい友人などに「月餅」を送る。

 

このように、同じころに月を眺めながらその心は異なる考えがありました。

 

2018年は9月24日が「十五夜」であり「中秋節」です。

それぞれの慣習の歴史を学び、御団子と月餅を作ったり、食べて、それぞれの慣習や歴史の違いを学ぶ

イベントをホテルや宿泊施設で開催してみてはいかがでしょうか。

 

<企画案>

①「十五夜」「中秋節」に関する簡単な慣習、歴史の説明

②和食のシェフに講師になっていただき、日本のお団子の作り方をレクチャー。お子様、ご家族でお団子作りを楽しむ。

③中国料理のシェフが月餅の作り方を披露。

④出来上がったお団子を楽しんでいただき、お土産に特製の月餅をプレゼント。



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