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2019/08/14

検索キーワードとローカルパックの連動


2018年年末にリリースされたGoogleのローカルパック。
こちらは、エリア名+ホテル(宿泊施設関連ワード:旅館、inn、など)で
検索すると表示される地図と4つのホテル情報が四角い枠内に表示される検索結果の形式ですが、
さらに、ユーザーの使用する検索キーワードに反応してローカルパックの表示が変化するようになりました。

検索キーワードに合わせて変化する箇所はホテルクラスと呼ばれる、検索結果を絞り込む項目(「宿泊者のお気に入り」「予算オプション」「高級ホテル」「特価」「今夜(宿泊可能)」)です。
現状は、日本語の検索では対応していないですが、
英語の検索(Googleの検索エリアを英語圏に設定し、使用言語を英語にする)で
様々なキーワードと組み合わせてホテルを検索すると
ローカルパック内のホテルクラスが検索キーワードに合わせて自動的に絞りこまれるようになりました。
ホテルクラスの英語表示は
「Guest favorite(宿泊者のお気に入り)」「Budget options(予算オプション)」「Luxury stays(高級ホテル)」「Deals(特価)」「For tonight(今夜)」とあり、このホテルクラスに該当するキーワードと組み合わせてホテル検索をすると、自動的にホテルクラスを選択して、検索結果に表示されます。
弊社の独自調査によると、ホテルクラスが自動的に選択されるキーワードはこのようになりました。

「Best hotel in 〇〇(area)」=「Guest favorite」
「Cheap hotel in 〇〇」=「Budget options」
「Luxury hotel in 〇〇」=「Luxury stays」
「Hotel deals (offers) in 〇〇」=「Deal」

特にホテル検索で多く使用される「Best」というキーワードは、「Guest favorite(宿泊者のお気に入り)」が自動選択されます。これは、Googleのクチコミ評価が★4つ以上のホテルリストとなります。
ここで重要なのは、「Best Hotel」と検索されると、クチコミ評価が★3以下のホテルはローカルパックに表示されないということになります。
Googleマイビジネスの重要性、とくにクチコミ管理の重要性については以前からご紹介しておりますが
まさに、検索結果に影響を与えることになりますので、
Googleのクチコミ評価を★4以上を保てるように、クチコミへの返信対応はもちろんですが、ホテルのサービスや、客室、施設などユーザーに高評価をいただけるようにしましょう。

ちなみに、ローカルパック内に通常表示されている「ホテルクラス」ですが、
検索キーワードによって新しい項目が出現することもあるようで、
「hotel near 〇〇」と検索すると、新たに位置情報を優先させるホテルクラスが表示されます。
今後、このローカルパックやホテルクラスがユーザーの検索行動により、変化していくことが予想されます。

ひきつづき、Googleが提供する、旅行に関する情報検索の進化には注目してまいりましょう。



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