春の暖かさとともに新緑も鮮やかに広がり、心地よい季節を迎えておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?国内で最も多くの方がお持ちのスギ花粉の季節が過ぎ、一旦は残すところヒノキ花粉かと思いますが皆様の症状はどうでしょうか。花粉が落ち着いてきたと思ったら、最近では「百日咳」が再度流行しており、今年の感染者数はすでに2024年1年間の数を上回ったという発表もございました。ワクチン接種もとても大切ですが、風邪予防と同様にこまめな手洗い、うがいを日常から徹底するようにしましょう。
さて今回のCollely & Attract Blogですが、昨年ご紹介させていただいた「Google Business Profile」との関係性が非常に強い「Googleホテル広告」についてご案内します。いまさら聞けないシリーズから使っていますか?シリーズへと移ります。
はじめにGoogleホテル広告とは、Googleのプラットフォーム上でホテルの部屋の空き状況や料金を表示することのできるメタサーチです。Google検索を用いたホテル予約は今や主流となりつつあります。Googleホテル広告を活用することで、自社サイトへの誘導とOTAを介さない直接予約の獲得を図ります。
Googleホテル広告には、広告費を支払うことでページ上部への掲載を行う「有償枠」と、広告費なしでページ下部に広告リンクを表示する「無償枠 =Free Booking Link」があります。無償枠が解放されたのは2021年3月以降とコロナ渦明けに再び旅行に行かれる方のお手伝いということで、Google側からも発表がありました。2022年のGoogleホテル広告(有償枠)の平均コンバージョン率は4.10%でという結果でした。また、無料ホテルリンクの平均コンバージョン率が 3.66%と、有料広告のGoogle Hotel Adsよりやや低いだけでした。Google経由での流入の多さを考えると、表示されているだけで予約に繋がる可能性が高いということです。メタサーチでは、Google広告では表示されないホテル料金が表示されるため、通常より多くのコンバージョンを生み出すことができる可能性もあるといことです。
画面上では「シドニーホテル」と検索した場合と「パークハイアットホテル シドニー」の指名検索をした場合で表示しております。もちろん有料での掲載の方が上部の目立つ位置に表示される仕組みとなっています。
現在では代表的な宿泊予約システムがGoogleホテル広告の無料予約リンクに掲載可能となっております。代表的なところでは、「Direct In」「Optima」「tripla Book」「予約番」などが対応しております。掲載前にはGoogleビジネスプロフィール アカウントの登録が必要ですので、契約会社にお尋ねください。表示の順番に関してはGoogle検索時と同じく様々なシグナルを使用してユーザーに最も適したものとなっております。表示を上げる方法としては、「Googleビジネスプロフィール」の施設情報が最新であることや、契約している予約システム会社へ「正確な料金情報をGoogleへ提供し、可能であれば1年365日分の空室状況を提示」することです。価格制度スコアというものがあり、料金が著しく違う場合には掲載されなくなることもありますのでお気をつけください。まず自社で出来ることとしてはGoogle business Profileに最新で正確な情報を入力することです。今一度ホテル、旅館の情報が最新となっているのか確認してみましょう。
皆さまはGWのご予定はお決まりですか?今年は長い方で最大11連休となっており、円高も徐々に進み久々の海外旅行の方も多いのではないでしょうか。またご旅行の予定が決まっていないという方は、地域を決めて是非Google広告を使い気に入った宿を探してみてください!
参考記事:
https://support.google.com/hotelprices/answer/11202392?sjid=8060773218049964333-NC