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2018/06/19

訪日東アジア4か国の特徴


観光庁は2017年の訪日外国人旅行者について訪日回数と消費動向の関係をまとめました。

韓国、台湾、香港、中国の4か国・地域でリピーターの86%を占めました。

リピーター比率は韓国が(30%)と最も多く、10回以上のリピートの比率が最も多いのは香港で(20%)、次いで台湾が(15%)となっています。

訪日旅行の回数と旅行支出の関係をみると、回数が増えるにつれて1人当たりの旅行支出も増えていることが分かります。

観光庁:報道資料より

観光庁:報道資料より

4か国の観光・レジャー目的です。

・韓国は訪日数に限らず「日本の酒を飲むこと」の比率が高い。

・4か国で訪日回数が増えるほど「日本の酒を飲むこと」の比率が上昇。

・台湾、香港は10回目以上の「温泉入浴」の比率が上昇。

などの傾向があり面白いです。

 

4か国の訪日時の動向や、国民性についてさらに調べました。

 

韓国

訪日韓国人の特徴

・訪日の20~30代全体の50%以上を占める。

・3日~6日間程の比較的短期間の滞在が多い傾向。

1人や親しい間柄での旅行が多い傾向。

・1人で旅行する女性が多く、美容を目的としたサービスを求める傾向も。

お酒が好き。最近では日本ビールが人気を博している。

・J-POPや日本アニメが人気。

参照元:訪日ラボ(訪日韓国人観光客の特徴)

 

台湾

訪日台湾人の特徴

ネットユーザーが国民の74%を占める。

4日~6日間程の旅行が全体の3/4を占める。

・訪日外国人全体の平均から考えると個人旅行よりも団体旅行が多い傾向。

訪日観光消費額が比較的高く「買い物代」に最も使っている。

・1〜2月(旧正月)、7〜8月(夏休み)、9〜11月(紅葉鑑)に訪日数が伸びる傾向。

参照元:訪日ラボ(データでわかる訪日台湾人)

 

香港

訪日台湾人の特徴

・航空券や宿泊券を個別手配して家族や親族とともに訪日する人が多い。

・旅行者の半数は20~30代

・旅行日程は4~13日間がほとんどで、比較的長期滞在の傾向。

・桜や紅葉などの季節を感じられる自然を好む

グルメで日本食への関心が強い。

参照元:訪日ラボ(訪日香港人観光客の特徴)

 

中国

訪日中国人の特徴

インバウンド消費額は5,583億円。全インバウンド消費の1/4超を占める

・人気の買い物スポットはドラッグストア。訪日中国人の8割が買い物をしている。

・日本の化粧品類やトイレタリー、医薬品の品質が人気。

・平均で10日間前後の比較的長期滞在の傾向。

参照元:訪日ラボ(訪日中国人データ)

 

国によって国民性や訪日時の動向は異なります。

事前に理解を深めることで、サービスの向上に繋がり、宿泊プランの内容充実にも役立てられます。

 

 

訪日外国人向けのサービスを展開している宿泊施設
行燈旅館

宿泊プラン(銭湯入浴セットプラン)

茶道のイベント

宿泊プラン(コスプレ撮影プラン)

訪日外国人の利用が多いこちらのホテルでは、日本の伝統が楽しめるイベントを開催しています。また、銭湯利用が可能な宿泊プラン、コスプレ撮影付の宿泊プランなどが人気です。

 

EMBLEM HOSTEL

イベントカレンダー

相撲部屋の稽古見学や茶道書道、着物ワークショップなど、テーマ性のある文化体験を提供しているホステルです。

 

高輪プリンスホテル

芸者遊び体験付きプラン

しゃぶしゃぶを食べながら日本の伝統(芸者遊び)を体験できる宿泊プランが販売されています。

 

ご参考にして頂けると幸いです。



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