Googleで宿泊施設を検索すると表示される公式情報（Googleナレッジパネルや、Googleマップ、Googleトラベルなど）に、「エコ認定」のバッジが追加されるようになりました。
「エコ認定」はGoogleが定めた、第三者認定機関が指定するサステナビリティの基準を満たすホテルに付与されます。
これはGoogleマイビジネス上で、管理者が選択できる認定バッジではなく、第三者認定機関からGoogleへの報告が必要になるとされています。
まずは、Googleとヒルトンやアコー、ハイアットなど大手グループホテルがこの取り組みをスタートしています。
このリストが、Googleの基準を満たしている第三者機関となります。
具体的な認定の受け方については、今後Googleはこの基準とセルフレポートの提出をホテルオーナーへ通知させるとのことです。
また、Googleだけではなく、Booking.comも宿泊施設情報の項目のなかに「サステナビリティへの取り組み」についての情報掲載が開始されました。
管理画面の「施設・サービス」欄で、32種類のサステナビリティへの取り組みについて、施設が行っているかどうかを設定することが可能になります。
そして、Euromonitor Internationalの2021年1月のトラベルに関する消費者の調査によると、
グローバルで、48％の消費者が、サステナビリティに関する特徴が含まれた旅行を選択するという結果になりました。
このように、サステナビリティへの取り組みは、宿泊施設の従来の設備・サービスに加え、滞在先候補として選択される際に、重要な指標の一つになりました。
Googleや、OTAなどのプラットフォーム上での情報掲載も重要ですが、同様に公式ウェブサイトやSNSでも貴施設のサステナビリティへの取り組みをPRすることが重要となります。
