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2016/12/19

多言語サイトの展開を考える際に気をつけたい。翻訳範囲を見落とさないための方法。


翻訳した文章を入手するためには、当然のことながら翻訳対象となる和文を用意する必要があります。その和文はどのように探したら抜け漏れがないでしょうか。

■ページに表示されなくても存在しているテキストがある

実は、ウェブサイトにはブラウザーで見たり、ページ内検索をしてもひっかかることのない
いわば表立って現れることのないテキストが存在します。
以下が一例です。
<meta>のkeywords,description属性
<meta>のogpのog:title,og:title,og:description,og:site_name
<img>のalt属性
<title>の内容
画像ファイルとなっているテキスト(例:バナー内のキャッチコピー)
これらは、検索エンジンのため、視覚障害者のための合成音声のため、SNSで共有される際のデフォルトテキストなど役割を持って書かれています。多言語サイトを展開しても、これらの部分のテキストが日本語だとしたらユーザーに惜しい印象を与えてしまいます。ぜひ翻訳の対象とすることをお勧めします。

■隠れたテキストの確認方法

このテキストを見るには「ソースを見る」必要があります。
見方は下記の通りです。

  1. ブラウザーで対象となるページを表示させます。
  2. その中にあるテキストの上でマウスの右クリックをして「ソースの表示」(ブラウザーによっては「ページのソースを表示」など表現が異なります)を選びます。
  3. プログラムのような文字の羅列が「ソース」です。テキストなので検索やコピーが可能です。
もし、これらの準備作業が煩雑であればウェブ制作会社や翻訳会社に相談してみてください。
費用は翻訳以外に別途かかるかもしれませんが作業を代行してもらえることもあります。


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