Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズ氏も愛したと言われている「禅~ZEN」の心。
特に欧米人からの人気があるのも、禅は欧米でもっとも知られている仏教の考えの一つだからです。
そもそも、「禅~ZEN」とは?
「禅宗」の略であり、「禅宗」教えや思想のことで、精神を統一して悟りを開く修行や姿勢を表す言葉です。
禅宗の開祖は中国の達磨(だるま)という僧侶です。
禅宗は学問の対象として重んじられてきた宗派で、文字や言葉で伝えられない釈迦の心を伝えたり、人々の心を救済するための思想が伝えられてきました。特定の教義や、信仰の対象となる神は存在しません。
禅の思想は7世紀頃に日本に伝わったと言われています。その後、独自に姿を変え、また宗教の一派にとどまらず多くの日本文化に影響を与えました。
とてもシンプルな”座禅を組む”
座禅の姿勢は、足と手を組み、背中をまっすぐのばします。そしてお腹の前で手を組みます。お腹の真ん中から呼吸を繰り返し、目は半分閉じます。これが座禅の修行です。練習はシンプルです。何時間も座禅をしていると汗が止まらなくなることがあります。これは一種のクレンジングのプロセスで、心のデトックスです。
今、訪日外国人にも人気の「禅体験」
東京都内でも”座禅会”のような、”禅”が体験できるお寺などがたくさんあります。
■香林院(広尾駅)
毎朝座禅会を7時より行っており、出勤前やデートで来る方も多いそう。
■永平寺別院長谷寺(表参道駅)
こちらはコースがあり、本格的な指導を受けたい方はおすすめです。
■成願寺(中野坂上駅)
座禅の後には読経や写経を体験できます。
■龍雲寺(駒沢大学駅)
人気イベントは「ZEN Cafe」禅についてのトークショーなど開催されます。
■全生庵(千駄木駅)
こどもでも座禅を体験できる「こども論語&座禅」は大人気です。
などなど、
ホテルや旅館でも「禅体験」ができるようなプランなど提案してみてはいかがでしょうか。